2012年02月05日のひとりごと。
交通船で行く工場夜景探検ツアー
寒いですね。もう昨年ですが、こんな寒い季節に工場夜景を撮影しに行ってきました。まるでFINAL FANTASY 7の世界でした 🙂
いくつかツアーはあるみたいなんですが、行ったのは京急フェリーポート(株)が提供するこちらのツアーです。お金を払ってでも一度は行く価値があるツアーだと思います。
参加者は大半がおじいさん達でした。圧倒されるような装備の人たちで10人ぐらい。1回しか行ったことがないので傾向は分かりませんが、一昨年〜昨年はワリとブームもあったことで、3人位のカメラ女子1組と、別に1組のカップル、そして我々カメラ男子4人組という構成で、1隻の小さい船に乗り合いでした。服装は手持ちの防寒最強装備で挑んだ方が良いと思います。陸では耐えられても、海の上では容赦なく体温奪われます。できるなら、カイロを2個ぐらい貼って行ったほうが良いでしょう。風が遮られることなく吹きつけるので、冬山ぐらいに過酷です。
気になる撮影機材ですが、おじいさん達は財力にモノを言わせて、バズーカのような望遠レンズやCanonやNikonの白レンズ、しっかりした三脚を持ってきていましたが、そんなことすると確実にバカを見ます。役に立たないと思います。揺れる船上でひしめき合う参加者、熾烈な場所取り、被写体は船の航路によってドコから現れるか分かりませんので、固定位置でいるとザンネンな結果となります。逆にレンズは標準の50mmか、17〜80mmぐらいで十分です。むしろF2.8通しなど、明るさを確保できるレンズを用意したほうが良いでしょう。それが1本で十分です。くれぐれも、水しぶきが上がり立っているのもやっとな状況で、レンズ交換が自分のタイミングでできるなんて思わないように…
オススメは「手持ち夜景」モードを装備したカメラです。ソニーの「NEXシリーズ」や「α55以降」の機種。あまり訴求されておらず認知度も低いですが、はっきり言ってこの「手持ち夜景」は夜景を撮る上で最強だと思います。どれだけ揺れる船上でも、カジュアルにシャッターを押せば、6枚高速連写して美味しいところを自動で合成し、素晴らしい撮影結果が得られます。ライトな趣味なんで苦労するプロセスを楽しむより残る結果重視です。RAWが残らないとか、後から自分好みな色味に変えられないとか、本気でカメラに取り組んでる人からすれば言い出したらキリがないでしょうが、あの過酷な状況であれぐらいカジュアルに撮影できて、得られる結果がコレなら素人としてはこれだけでカメラの元が取れたと思うぐらい唯一無二に素晴らしい機能です。
来週は横浜で「CP+」だな〜と、ちょうど1年前を思い出して書いてみました 🙂
より大きな地図で 京浜フェリーボート – 工場夜景探検ツアー航路 を表示
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